タイワンタケクマバチの観察

タイワンタケクマバチは、ハチ目 ミツバチ科の外来種。愛知県では、対策が必要な外来種に指定されている。
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以前、テレビのニュース等で見たことのあるこのハチを、2016年8月豊川市の東三河ふるさと公園で初めて見た。
ミソハギの花にたくさん集まっていた。ネットで調べてみると、日本では2006年愛知県豊田市で初めて確認されその後中部地方に広まっていったらしい。中国産輸入竹に混じって来たのではとのこと。その後観察を続け巣を20個ほど発見。園内には巣材となる竹が広範囲に使われていたが、巣は一部の区画に集まっていた。巣に出入りするハチを観察中、キムネクマバチによく似た個体を発見。
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上の画像は、タイワンタケクマバチの雄と思われる。
キムネクマバチとの相違点は、
1 額に黄白色の四角い斑点がある。キムネクマバチの雄は白い三角形の斑点。
2 目の色が、少し緑がかっている。キムネクマバチは黒。
3 胸の毛の色が茶色っぽい
4 腹部の両側に薄い縞模様がある。屋外 肉眼では、ほとんどわからない。
5 竹の穴に出入りする。
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タイワンタケクマバチの額が写っている画像。

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これもタイワンタケクマバチの雄と思われるが、胸の色が半分しか茶色っぽくなっていない。又腹部両脇に縞模様がでていない。おそらく未成熟の雄かもしれない。

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タイワンタケクマバチの巣。8月頃見た時は、巣立ち前の子バチが尻を出して糞をして竹に付着していた。

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キムネクマバチ 参考写真。

昨年は、伊良湖岬の恋路ヶ浜でハマゴウの花に付いているのを、また豊橋市石巻山の頂上で目撃した。
2019年6月には田原市蔵王山 頂上の花壇でも3個体見た。生息域が拡大し数が増えているように思われる。
冬は、竹の中で越冬するようなので 駆除するなら冬に巣ごと処分するのがいいかもしれない。
外来種とはいえ、日本生まれ 日本育ちの昆虫を駆除するのは複雑な思いである。

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