希少キノコ アカイカタケを観察

2019年6月28日 静岡県西部の山中でアカイカタケを観察しました。発見に至った経緯は、以前フィールドで出会ったことのある名前も知らない人に、付近で出会い変なキノコがあったことを知りました。大雑把な場所を聞き行ってみるとすぐに見つかりました。私も名前を知らなかったので、とりあえず写真を撮り状況を観察。
古くて壊れている物から形の整った物、合わせて9個体ありました。
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帰宅してネットで調べたところ、アカイカタケと判明。スッポンタケ目 スッポタケ科 腐生菌らしいですが、サイトによって分類に違いがあります。分布域は関東以西、個体数がすくなく継続した観察がなく、府県によっては一時絶滅種に指定されるなど 非常に珍しいキノコのようです。この場所で見たアカイカタケのヒゲは、16本~22本で個体により変化があるようです。また幼菌らしい物も1つ見つかり今後の観察が楽しみです。
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幼菌は、写真を撮った翌日に全開していました。

アカイカタケの発生状況を記しておきます。
2019年6月28日 9個発見。
   6月29日 新たに1個発生
   6月30日 新たに1個発生
   7月01日 新たに2個発生 6個消失 7個残
   7月02日 新たに1個発生      4個残
   7月03日 新たに1個発生      2個残
   7月04日 発生無し        2個残
   7月05日 発生無し        1個残
合計15個体を観察 発生した場所は1.5m×3m位の範囲 
観察する際は、枯葉の下に隠れた幼菌を踏まないようにする工夫が必要と思われる。

DSC_2533.JPG
上の画像は発生当日の個体に付いていたキズ。見たところ、カタツムリやナメクジの食痕のように見えるが確認できなかった。

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上の画像は胞子を媒介すると言われるハエ。類似種との細かな識別ができないが、ミヤマキンバエの仲間と思われる。
他にもコバエを数匹観察した。

追記 7月4日以降新たな発生が見られなかったアカイカタケが7月17日 2週間ぶりに新たに3個発生。
   7月22日 新たに1個発生。トータル19個。
7月23日  新たに1個発生 トータル20個 幼菌1個確認。
   7月24日 新たに1個発生 トータル21個 前日の幼菌が全開していた。
DSC_3032.JPG
7月23日確認の幼菌

   7月30日 新たに1個確認。トータル22個 前日発生したようだ。
   8月3日  新たに1個発生。トータル23個発生。
   9月7日  新たに3個確認。2~3日経過しているようだ。トータル26個。

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