イノシシのカメラデータを中間発表

2020年1月~3月のトレイルカメラに記録されたイノシシの定点観察データを公開します。12月・1月は繁殖初期の発情期にあたります。又幼体において冬は餌が不足する厳しい季節で、数の推移も注目されます。
イノシシ集計表 (3)_LI.jpg
上の表はカメラに記録されたデータの集計表です。カメラの設置場所は、水場、ヌタ場、餌場、獣道が交差する所です。
1月は58頭、2月は29頭、3月は19頭の延べ106頭が観察されました。この時期イノシシ雄は、雌のそばによりそい雌が発情するのを待って交尾し、また別の雌を探して移動するようです。
成体ペア.jpg
上の写真は成体のペア、1月は14日までに4ペア記録されていました。14日以前の成体の数は20頭。1月15日から31日までの成体は5頭で急激に数が減っています。1月後半2月3月と成体の数が安定していることから発情期は1月14日で終わったと思います。
泥浴.jpg
上の写真は泥浴をしているところ。泥浴の目的は寄生虫やダニを落とすとともに体温調節の為と言われているので冬場にもするのか疑問に思っていましたが、2回観察されました。又泥浴をすませた個体が3回通過したので近くにもヌタバがあるようです。
時間別観察数 (3)_LI.jpg
上の表は時間別の観察数です。19時台から急激に数増え1時台に急激に数が減ります。活発な活動時間帯と思われます。
日没後少数動きだしますが、活発に動き出すのは2時間後位のようです。又活動を終えるのも日之出より5時間も早い1時台でその後はごく少数の活動のようです。日没、日之出と活動時間の関係は夏場でどう変化するのか今後の注目点です。
タヌキ、ハクビシンと比べると明確な違いが見られますがまたの機会にしておきます。
月別観察数 (2).JPG
上の表は、月別観察数の推移です。1月前半は成体の発情期で観察数が突出していますが、後半から2月3月と成体の数は安定しています。幼体の数が1月33頭 2月22頭 3月10頭と減っています。命を落としているのでしょうか。この時期になると成体と見分けがつかなくなる幼体も増えているせいもあるかと思います。
トェカメブラケット_LI.jpg
上の写真は、自作カメラ取付ブラケット。本来はカメラを木に直接ベルトで取り付けるのですが、角度の調節がしずらいので自作しました。木とブラケットの設置面を3点支持にしたことでほとんどの場所に安定して取り付けできます。引き続き改善を重ねながらかんさつをつづけます。追記
ユ-チュウブ関連動画 https://www.youtube.com/watch?v=fzzCoXAGUy4

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